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笑いヨガをデイサービスで

9月3,4日の「笑いヨガリーダー養成講座」を受講された富山の大津さんから、とても嬉しいニュースが届きました。ご本人の許可を得たのでシェアします。 こんなふうに研修で学ばれたことは、すぐに実践してくださいね。インプットしたら、すぐにアウトプット。   ーーーーーーーー 3日・4日の笑いヨガの研修では、お世話になりました。 今日、デイサービスで笑いヨガをしました。 今日の利用者さんのうち、10人ちょっとの人が参加してくれました。 利用者さんは、イスに座ったままでした。 職員一人にアシスタントをお願いしました。 1人1人の前に行って、目を合わせて笑うのはいいですね。 90代の人も多かったのですが、皆さん、 自分なりの工夫をしながら笑っていました。 若年性の認知症で、うつとの診断を受けている男性も、 順番が来るのを待ちかねて、声を出して笑ってくれました。   個人情報の確認をとっていないので、 写真を添付できないのが残念ですが、とてもなごやかな時間( 30~40分)が持てました。   追伸(翌日) 利用者さんは毎日こられるとは限りませんが、認知症で、うつの方は今日も利用されていました。 いつも、ほとんど無表情で過ごされています。 「こんにちは、いないないばぁハハ」と声をかけたら、表情が柔らかくなり、嫌がらずに「ばぁハハ」と言ってくれました。 昨日のことを覚えていてくれているのかどうかはわかりませんが、コミュニケーションに役立っています。     写真は、笑いヨガ養成講座の「ストーリー笑いヨガ」。学んだことを全部投入してお話しつくり。楽しさと笑いのピーク。                             2016~17年 森田ゆり講師 研修スケジュール   2016年12月17日(土)横浜 マインドフルネスと共感力:チェア・ヨガと瞑想による共感力訓練 2016年12月18日(日)横浜 アロハ・ヒーリング・ヨガ™と心身のエンパワメント 2017年1月28,29日(土・日)大阪 性的虐待とDV:子どもに与える影響を中心に援助のスキル 2017年2月19日(日)大阪 しつけと体罰:子どもの内なる力を育てる道すじ 2017年2月25,26日(土・日)横浜 ALOHA  KIDS  YOGA™リーダー養成講座 2017年3月12・13日(土・日)大阪・・・

笑いヨガ

もう一年になるんですね。「笑いヨガ・リーダー養成講座」の大阪開催が9月3~4日に迫ってきました。インドの笑いヨガ大学認定資格講座です。修了者には認定証が授与されます。開発者カタリア医師によるマニュアルは優れもの。去年は全国から20人の方が参加。初日終了後に、希望者だけで大阪城西の丸公園入口で、コンビニ弁当を食べてから笑いヨガをやり、多いに楽しみました。今年もやります‼ 対象:認定資格を取りたい方。自分と人々に笑いと健康をもたらしたい方、笑いヨガを上手にリーダーしたい方、喜ばれるボランティア技術を持ちたい方、職場のコミュニケーションアップに、企業の生産性アップに、高齢者介護、運動指導に、即座に活用できます。 一年に一度だけの開催です。http://empowerment-center.net/koza/ 森田はカリフォルニア・オークランドの笑いヨガグループに属しています。  

CAP国際会議で基調講演、世界の子どものエンパワメント貢献賞

4か月前の4月14日に、アメリカのニュージャージ州で、CAP(子どもへの暴力防止)国際会議が開催された。1978年にCAPが始まってから38年目にして初めて, 世界のCAP約400人が一同に会した。アメリカ、カナダの各地、ドミニカ、クロアチア、スロベニア、フランス、ベルギー、英国、韓国、日本。今年は中国でも始まる。そこで基調講演をした。大きな壇上に小さなわたし。世界の子どものエンパワメント貢献賞をいただいた。写真 https://www.facebook.com/yuri.morita.315 すべての始まりは、31年前、1985年国連第二回世界女性会議で、CAP創設者のサリー・クーパーとナイロビで発表したときだった。世界にはCAPを必要としている人たちがたくさんいることを確信したそのとき、わたしは日本にCAPを広めたいとの夢を得た。その夢が現実となるのに、それから10年の年月が必要だった。 日本のCAPはすごい。世界でCAPが届けられた子どもと大人の数は約1000万人。その半分の506万人は日本だ。CAPスぺシャリストの数も2500~3000人で世界最多。講演の中で、一番新しいグループCAPリアスと20年の歴史を持つおきなわCAPとを紹介した。岩手県山田町は、津波と震災による火災被害が特別に大きかった町。2011年秋、まだ被災のただ中のこの町にCAPが誕生した。山田町の人々がこの町の子どもと大人に「安心」「自信」「自由」を、との強い願いと意思を実行に移したその歴史的な出来事に、世界のCAPが拍手を送った。一方、おきなわCAPは1995年の米兵による少女強姦事件後すぐに誕生した。以来20余年しっかりと安定した組織で年間150回、過去通算3000回の子ども、大人ワークショップを実施して、その社会的貢献が賞されている。石垣島にもCAPがある。 講演から2か月後、6月の元米兵による沖縄女性強姦殺人事件の国際報道に、ニュージャージー州から、おきなわCAPへの哀悼と怒りの共感が届いた。 写真はフェイスブックへ。https://www.facebook.com/yuri.morita.315

憲法から人権が消えそうな今こそ、3層のアサーティブネスを

6月末に、地方のある女子私立学校で、300人の中学生と800人の高校生に各2時間の講演をした。久しぶりのユースを対象にした講演依頼だったので、しっかり気を入れて準備した。 セクハラやレイプやDVといった身近な暴力についてロールプレイをして見せた後、人権について考えた。心のレベルからと、憲法から。いつもは憲法を引き合いに出して人権を語ることはしないのだが、日本の民主主義がどうなるかの瀬戸際の選挙直前だったので、現行憲法の人権条項が、自民党憲法改訂案でどのように変えられてしまうのかに触れた。 それからアサーティブな対話の練習。 アサーティブネスとは自分を主張することではなく、自分の人権を尊重し、相手の人権を尊重するコミュニケーション。世界最年少のノーベル平和賞受賞者のマララさんの写真を見ながら練習した。勇気ある行動をとる人は怖くないのかといったら、そんなことはない。こわがりながら、怖いねと仲間とシェアしながらも、信じることのために行動する、それが勇気。アサーティブであるためには、そんな勇気が必要になる。 先日7月10日に世界中を駆け巡った写真を見てほしい。 https://www.rt.com/usa/350626-woman-dress-baton-rouge/#.V4O9WIGCMho.facebook (もっとクリアな写真は、上記フェイスブックのリンクをクリックする。) ほんとうのアサーティブネスを行使している人の姿はなんと美しいのだろう。 同じ日に、日本は参院選挙。投票率の低さと改憲勢力が議席を増やしたことに暗い気持ちになるが、福島みずほさんが当選したことは嬉しい。福島さんには、同じ日に世界で報道されたこの写真を贈った。重装備の警官隊列の前で凛と背筋を伸ばして対峙する若い黒人女性のまっすぐなエネルギーに押されている男たち。国会内での福島さんの姿だ。 憲法改訂が急速に進められるだろう日本のこれから。私たち一人一人のいのちが尊重される人権を守るために、この女性のような凛としたアサーティブな言動をしていくことが求められる。デモに行く行かないといったレベルの低い話しではなく、日々の日常のコミュニケーションにおいて。自分の大切にしていることへの集中力において。 女子校での1300人の生徒たちへの講演終了後、教員の一人が、10数年前わたしのアサーティブネス研修を受けに大阪まで行き、大きな影響を受けましたと語ってくれた。 対人関係でのアサーティブ。対社会へのアサーティブ。スピリチュアルなアサーティブ。3層のアサーティブを共に深めましょう。   アサーティブ・コミュニケーションを自分のものにする研修 2日間 2016年8月20・21日(土・日)  大阪市福島区民会館 アメリカと日本で、25年間毎年実施してきて、2000人以上の受講修了生のいる一番人気の研修。   アサーティブ・コミュニケーション力をつけるには、他者にどう対応するかのスキルを学ぶ以前にまず自分を知ることが不可欠です。1日目は、深く自分を見つめるアクティビティをワークシートで、他者にどう言葉と身体表現で対応するかをグループワーク、ロールプレイで身につけます。 2日目は、希望者が自分の課題で皆の前でロールプレイをし、森田がフィードバックでコーチングをします。多くの修了生が、人生の大きな転換になったと感想を述べています。 http://empowerment-center.net/koza/

マルシャ・リネハンと蓮・スティンソン 「第三世代行動療法」

エンパワメント・センターの今年4月の特別企画「第三世代行動療法をあなたの日々の支援に活用する参加型研修」講師の蓮・スティンソン とマルシャ・リネハンのツーショット写真を下に転載しました。 受講された方々、リネハンの言葉「地獄から抜け出る唯一の道はアクセプタンス」覚えていますか? DBT弁証法的行動療法のバリデーション・スキルを日々の仕事で活用していますか? マインドフルネス、瞑想の練習をしていますか?   今、世界の最先端心理療法:第三世代行動療法は、従来の認知行動療法の限界を超えて、深刻なPTSD、BPD(境界性人格障害)などの治療に目覚ましい効果を発揮しています。マルシャ・リネハンはそのトップリーダーとしてあまりに有名。治療不可能と言われてきた境界性人格障害を完治させるプログラム「弁証法的行動療法」を開発し世界に広め、また瞑想を教える禅老師でもあります。 近年のNewYork Timesインタビューで、自らが十代にして重症の境界性人格障害を病み隔離病棟に入院していたことを初めて公にしました。完治を待たず退院したとき彼女は、ここに収容されている人々をいつか必ず解放すると誓ったとのこと。それから20余年後、リネハンはDBT弁証法的行動療法をもって、隔離された患者、自殺未遂を繰り返す人々に大きな希望をもたらしたのです。 4月の特別企画の参加者ほぼ全員が蓮スティンソン講師による研修第二弾の開催を熱望されたので、来年2017年4月の第一または第二の週末2日間で、「特別企画第二弾:第三世代行動療法をあなたの日々の支援に活用する参加型研修・アドバンス編」を開催予定です。 精神科医、弁護士、心理士、教師、介護士等々から学生、サバイバーも、実に多様な立場の人々が全国から集まったことが、4月の研修をとても豊かなものにしました。第二弾もどなたでも参加できます。今年参加できなかった方も内容をキャッチアップできるようにと講師に依頼しています。 案内は、会場が確保できる11月にエンパワメント・センターのホームページで発表します。今年と同じ大阪府高槻市で開催予定です。  

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