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エンパワメント・センターは、エンパワメントの視点を、家庭、学校、福祉、医療企業、行政の日々の仕事と実践の中で生かしていくための研修センターです。

英語サイト

The English Site of the Empowerment Center Yuri Morita 

愛着の修復再形成のためにできること

2018年2月9日

「『虐待』親にもケアを:MY TREE プログラム17年の実践」300頁の入稿が終った!! ほっと肩の荷が降りて、どこかに遊びに行きたい気分。

この本の中に次のような文を入れた。本の刊行はまだ先5月なので、今、読んでほしい。

 

「8、愛着の修復再形成のためにできること

 「赤ちゃんの時に母親との愛着関係をちゃんと持たなかった子は自立できないってどこかで読んだんですけど、うちの子もう8歳になっちゃった。どうしよう。やり直しをする治療とかないですか。」と不安を口にした親がいました。

  築かれなかった愛着関係を修復するための愛着セラピーが90年代のアメリカでは流行りました。虐待で分離になった子供の大半がフォスターケア(里親)に措置されるアメリカでは、反応性愛着障害の子どものセラピーは里親への支援としてニーズが高かったからです。セラピーに公的予算がついたこともあるでしょう。ただしそのセラピーのどれもが効果があったのかどうかはわかりません。セラピーを受けている最中に子どもが窒息死したり、恐怖の再体験をする子が続出して、愛着療法反対運動が起き話題となったこともありました。

 筆者は、愛着関係再形成のベストの方法は、セラピーを受けに行くよりも、親が子どもに本を読んであげる時間を毎日持つことだと考えています。読む本の質は問いません。途中で寝てしまってもいいです。子育てスキルもいりません。10分でも15分でも親が一緒に時間を過ごしてくれたという記憶が、子どもの成長の過程で目立たないけれど強い支えになります。

 5章で紹介するTさんのケース記録は、本を読んであげることが愛着形成の修復になることを示すパワフルな事例です。ひどい虐待を自分にしてきた親への怒りを全身を震わせながら語ったTさんが、あることからその母親が自分に本を読んでくれていたことの意味を思い出します。そこからTさんの母親への関係が変化して行きます。」

子どもに本を読むことを習慣化すること、今日からやりましょう。とMY TREE プログラムの親たちには言っています。どんな本でもいいのだけれど、「空飛び猫」は私のおすすめ。何度でも読みたくなる。このことについては、無料メルマガで書いているのでそっちを読んでください。

空とび猫三冊

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「MY TREE Jrプログラム 性暴力被害児童と加害ティーンズの回復プログラム」研修

2018年1月29日
MTjr研修写真
昨日、おととい、「MY TREE ジュニア・プログラム:性被害、性加害の子どもの回復ワークブック」の第一回研修に全国、沖縄から北海道まで31人が高槻に集まり、とても熱気をおびた2日間となりました。

目的性暴力の被害と加害から回復する2冊の子どものためのワークブックが完成しました。この2冊のワークブックを使用するための研修です。

「MY TREE Jr・くすのきプログラム:性暴力加害ティーンズの回復」40頁 17セッション

「MY TREE Jr・さくらプログラム:暴力被害を受けた子どもの回復」28頁 11セッション

どちらもグループではなく一対一のプログラムです。  

第3波行動療法をベースにしたおそらく世界でも唯一の子どもの性被害、性加害の回復プログラムです。日本で実践をある程度積んだ後に、英語に翻訳しアメリカでも実施を広げていきます。
 研修参加者は、児相の心理士、児童心理治療施設ワーカー、学校カウンセラー、スクールSW、医師、里親、大学教員、教師、MY TREE ペアレンツプログラム実践者たち他、実に多様でした。
 このプログラムを実施する人に課した最初の宿題は、35日間の3分間瞑想(扁桃体トレーニング)。ワークブックにはそのためのワークシートも付けました。

 過去4年間、児童養護施設や児童心理治療施設でヨーガを教えてきて、35日間瞑想の扁桃体トレーニングで、何人もの発達障害の子どもたちが、感情調整力と集中力を獲得し、大きく変化した実績があります。研修を終了後、この35日間トレーニングをまずクリアしないとこのプログラムを子どもに教えることは難しいでしょう。

ところで男性参加者は3人のみ。加害ティーン用の「くすのきプログラム」実施のためには、もっと男性が必要ですよー。

ALOHA KIDS YOGA™小冊子

2017年12月31日 最後の日です

年末年始は3回目のビッパーサナー瞑想10 日間無言の行に入ろうと早くから予定していたのに、来春出版予定の3冊の本の執筆が遅れているため、無念のキャンセル。毎日、朝から晩まで机にかじりついているちょっと寂しい2017年最後の日です。

ALOHA KIDS YOGAクラスで今まで教えた全てのエッセンスをおさめた20ページの小冊子。全ページルビ付。最新の脳とヨーガ効果のページも。心を込めて書いています。

4年目になる施設の子どもたちのヨーガクラス。家庭に帰る子、高校へ入学する子、措置がえになる子等、クラスをやめる子たちに、クラスに来れなくなってもずっとヨーガを続けてね、必ずあなたの生きる力の助けになるからねとの願いを込めて、一人一人の子どもたちにプレゼントします。

今年一年、出会いのあった方々、本当に久しぶりに再会した方々、そしてお世話になった皆さま。新らしい年が平和な良き年でありますようにお祈りいたします。

SHANTI  SHANTI  SHANTI  HI   NAMASTE

 ALOHA表紙

 おおよそ70の女たち

「おおよそ70の女たち」集合イベントで東京に行ってきた。43年前の「魔女コンサート」の中山千夏さんたちが主催。ほぼ半世紀前、学生だったわたしもワクワクの心いっぱいで魔女コンに参加していた。ヨネヤマママコさんのパントマイムは82歳の今も幻惑的、70年代リブパワーを巻き起こした田中美津さん。李政美さんの深く透明な歌声。福島みずほさんも魔女コンに学生として参加していたそう。みんなこころざしや感性の近い大好きな女たち。中山ラビさんのロックもやたら格好良かった。 会場に入るなり声かけられたのは早稲田大学時代の友人、45年ぶりなのに、文学部のキャンパスから今ここに着いたばかりだよ、みたいな再会! 田中美津さんとは20年ぶり。70年代フェミニストの同窓会みたいで、嬉しい再会がいくつもあった1日でした。

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       ヨネヤマママコ

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第三波行動療法のフォローアップ研修

境界性人格障がいの治療に目覚ましい効果をあげているDBTのツール、ACTのdefusion他いくつものツールをどう日々の実践に活用しているかシェアします。

精神科のデイケアや病棟で使っていただいている「動く瞑想(brama dandasana)」と「鬱に効く目覚めの3分間ヨーガ」しっかり練習します。
詳細・申し込みは http://empowerment-center.net/

METTAの前提

第三世代17年テキスト表紙

2017年8月9日

マイケルジャクソンと子どもの思想

マイケル・ジャクソンは世界の子ども達の癒しと自由と愛を、死の前日まで歌い続けた平和のメッセンジャーでした。Cry, Shout,Heal the World,Earth Song, We are the World等の歌詞から子どもの癒しこそが世界を癒すと信じ、そのための行動を「僕一人では無理だ、君が必要だ」と呼びかける力強いメッセージの真髄を。

8月20日大阪「新版しつけと体罰」の中で展開します。

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マイケルはKING of POP としてエンターテイメントの歴史に燦然と輝くスターですが、実は地球レベルの王者をはるかに超えて、世界の子どもたちの苦悩に涙流し、癒しの愛を振りまくために天から降りてきて51年間を私たちとともにした天使といったほうが的確です。

この1日研修では、体罰、虐待をしてしまう親の衝動、自分や他人を暴力的に攻撃してしまう子どもの「怒りの仮面」への対応を脳科学からわかりやすく説明する方法と教材を提供します。    「体罰の6つの問題性」の活用法、体罰に変わる関わりの具体的方法を脳研究及び、マインドフルネスやロールプレイを使って練習します。

怒りの仮面(しつけと体罰~体罰に代わる効果的な関わり方~)森田ゆり扁桃体のイメージ

 

 

 

 

 

 

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2017年7月26日

一億総活躍社会と相模原殺傷事件

丁度一年前、7月26日の未明19人が殺され26人が傷害を負った戦後最大の殺傷事件でした。

 一方、ちょうど1年前の6月に政府は「ニッポン一億総活躍プラン」を閣議決定しました。

2015年以来、「女性が輝く一億総活躍社会」キャンペーンを華々しく展開し、首相官邸の下に一億総活躍国民会議を設置してきたことご存知かと思います。

 この一億総活躍プランと相模原事件には明確な関連があると私は考えています。

「一億総活躍」といいますが、すべての日本人が活躍しなくていいではないですか。バリバリ仕事して活躍したい人、したくない人。キャリアを積み上げたい人、子育てや介護に専念していたい人。 生命力を外に向けて放出したい時期、内に向けて凝縮させたい時期。人それぞれ、マイペース、多様でいいのではないですか。そもそも女性であれ男性であれ、みんなそんなにいつも頑張って、活躍しなくてもいい。「ご活躍ですね」とか声かけられて、わたしはうれしかったことは一度もありません。

 

女性が輝く一億総活躍社会って、一見、女性に寄り添った政策のように聞こえますが、政府の総活躍プランを読むと、アベノミクスへの批判をかわすための新たなスローガンだとしか読めません。その女性政策の実態とは、少子化による労働人口の減少に対応するため、女性たちを非正規雇用の低賃金労働の担い手として駆り出す方策です。派遣、パート、アルバイトなどの非正規雇用の約7割67.8%は女性が占めているのです。(総務省統計局平成29年2月)

「あなたも活躍」なんて言葉に惑わされて自分だけ取り残されているような気がして焦ったり、活躍してない自分を責めて落ち込んだりしなくていいのです。なぜならこのキャッチコピーは、戦争中の「一億総動員体制」と全く同じ発想なのですから。

「輝いて活躍」という惑わし言葉を使って、女性に三つの重労働、すなわち「もっと子供を産んで」「もっと非正規で働いて」「もっと老人介護を家庭で担って」と要求している「総動員体制」を準備しているのです。

誰でもが活躍できる社会にしようとのメッセージではなく、誰でもが頑張ってお国のために活躍せよのスローガンです。

  戦争中日本の人々は「一億総玉砕」と真面目に信じ込まされ、戦後は「一億総懺悔」、高度成長期は「一億総中流化」、そして今は「一億総活躍」

 一体いつまでこの国は「一億みんないっしょ」幻想にしがみついていたいのでしょうか。超・少子高齢化は加速し、あと40年後2050年代にはもはや日本人口は一億を切ってしまうと言うのに。(生産年齢人口と被扶養人口とがほぼ同じになるという国家として機能停止になる近未来に対してこの政権は無策だというのに。)

「違い」は「間違い」とみなされてしまい、みんな同じで安心安全のホモジニアス幻想から抜け出すことができなくて、わたしたちの国は、いつまでたっても多様性を受け入れることが困難なのです。   

  相模原障がい者施設の殺傷事件の加害者は、重度の障がい者は家族、国家に迷惑な存在で、生きている価値がないとの主張を衆議院議長と安倍首相宛に直訴した上で、自分が働いていた施設入居者の障がいの重度な人から選んで45人を殺傷しました。手の込んだ優生思想事件です。

 事件の詳細がわかってくるにつれて、加害者は国の立法府と行政府の長が自分の優生思想に理解を示してくれるだろうと本気で信じて手紙を持参したことがわかります。それは彼が精神障害者であったからではなく、「一億総活躍社会」のスローガンを国の目玉方針として掲げるような現政権に自分の優勢思想との親和性を見出したからです。まるで尊敬する総大将たちに進言する一兵卒のように、彼は自筆で重度障がい者が国家にとって負担の存在でしかないとの考えと、その抹殺の行動プランを事細かに書き、実行しました。

 あの施設の中の人々は一生活躍することはないでしょう。一億総活躍社会には決して入れない人々です。かつて、一億総動員に同調できない人は「非国民」とされ排除されたように、誰も彼もが国家の旗振りの元で活躍せよと鼓舞するこのスローガンに合わない人は価値がない存在にされてしまうのです。

  たとえ忙しく働いて活躍していなくても、たとえ社会や経済に目に見える形で貢献することがなくても、あの施設の中の人々の命は一つ一つ皆輝いています。社会で活躍しているから人は輝くわけではない。ベッドの上で寝返りもままならない人が発する声や仕草や そしてただそこにいてくれることが周りの人を微笑ませたり、ホッとさせたりするとき、その人は輝くのです。その人の存在が他の誰かに暖かさを与える時、命は輝きます。

 何度も言いましょう。活躍するから人は輝くのではない。人の命はただ存在するだけで尊く輝いている。そのことを理念やきれいごととしてではなく、心から共感できる人々を増やしていくことこそが、多様性ダイバーシティの推進です。

「多様性とは、人は皆その価値において等しく尊いという人権概念を核にして、さらに人は皆違うからこそ尊いとの認識に立つ考え方である。」(「多様性トレーニングガイド」森田ゆり著 解放出版 2000年)より

  怒りの仮面と優生思想

相模原事件の加害者は精神障害者ではないが、自分の優生思想を政府に認めてもらえると思って行動に移した思い込みの強い人です。

  優性思想の持主とはおしなべて自尊感情の低さに苦しんでいる人物です。ヒットラーしかり。自分は存在しているだけで充分尊く大切な人だと感じられないため、常に他者との比較で自分の大切さを自覚しようとする。自分は誰々よりは偉い、誰より上だとの優越感をいつも肥大させていると同時に、その裏腹に、自分はダメだ、自分の価値は低いとの劣等意識に苛まれている。

 自分の大切さを感じるために、その人たちは自分より低いと思える人をいつも必要とする。時には自分より低いと思える人を作り出してでも優越意識を手に入れることへの内的欲求にかられる。なぜなら彼らはそうすることでしか自分の大切さを感じられないからだ。

そのための最も手っ取り早い方法は暴言を吐き暴力を振るうことで相手をたじたじとさせることである。暴力を振るうことで簡単に得られるこの優越感と有力感は、彼らにとって麻薬のように魅惑的である。

 相模原事件の加害者もまたそのようなひとりでした。低賃金で重労働の障害者介護に従事するしか 選択肢がなかった自分への不甲斐なさは大きかっただろう。障がい者介護をしている自分の活躍度の不全感に日々さいなまれていたに違いない。

 この心理構造こそが、いじめ、虐待、DV、性暴力、その他の大半の暴力の本質である。それをわかりやすい図にしたのが「怒りの仮面」です。  

相模原の加害者は、自分への劣等感、活躍していない自分への苛立の上に「怒りの仮面」をかぶって殺傷行動に向かいました。

     怒りの仮面

怒りの仮面(しつけと体罰~体罰に代わる効果的な関わり方~)森田ゆり

          (続きは明日掲載します。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「怒りの仮面」は2001年に虐待に至ってしまった親の回復のためのMYTREEペアレンツプログラムを開発する中で、子どもに爆発させてしまう自分の怒りがどこからきているのかを、親が見つめるツールとして考案したものです。

「ドッメスティック・バイオレンス」(小学館2002年) 「新・子どもの虐待」(岩波書店2004年)「しつけと体罰」など多くの筆者の著作の中で論じています。

 

「怒りは本来健康な感情。怒りには二つのタイプがあります。この絵は健康な怒り。不正や不当な扱いは許せないと思うストレートな一次感情としての怒り。もう一つは、二次的感情としての怒りで、これが虐待や暴力に至ってしまう怒りです。わたしは怒りは「感情の仮面」であることを、多くの相談を受ける中で実感してきました。子どもを殴ったり、蹴飛ばしたりしている恐ろしい形相は実は仮面なのです。怒りの仮面をかぶっているので、仮面をちょっとずらしてその裏側をのぞいてみてください。するとそこには寂しさ、不安、恐れ、自分への自信のなさ、絶望、見捨てられ不安などのさまざまな不快感情が詰まっています。実はこれらの感情こそが、自他への攻撃行動を引き起こしている元凶です。虐待、体罰を繰り返してしまう人は「あの子がわたしを怒らせる」とよく言います。しかし本当は、子どもの言動が大人の怒りの感情を刺激したのではなく、仮面の裏側の感情を刺激されたのです。その感情はその人の傷つき体験がもたらしたものなので、通常は抑圧されていますがわずかの刺激に反応し膨れ上がります。DVの加害者もこの同じ心理構造で伴侶や恋人に暴力を振るいます。」(40〜41頁)

怒りの仮面の裏側の「泣き顔」に代表されるような不安や恐れの感情をみつめ、それを語り、涙し、他者に受け止めてもらうことで、防衛としての怒りの仮面は次第に要らなくなり、自他への攻撃的な行動が減っていきます。

米国の神経生理学者アント二オ・ダマジオは1994年に『Descartes‘ Error』’(デカルトの誤謬)[i]を出版して <適切な行動選択を実行する理性の脳は感情の脳の協力無くしては機能できない> ことを神経生理学の緻密な研究から解明しました。これはデカルト以来の西洋の認識論の基礎になってきた心身二元論を根底から覆すもので、自然科学のみならず、精神医学、臨床心理、教育分野にも大きな衝撃をもたらしました。

 ダマジオが「ソマティック・マーカー説」と呼ぶ「情動(emotion)と理性(reason)のループ」説が西洋科学の最先端脳研究から論じられたことを、当時わたしも驚愕を持って受け止め、即座に自分の著作の中で日本に紹介しました。(1999年「子どもと暴力」(森田ゆり著 岩波現代文庫 11頁から)日本語訳は最近2010年に筑摩書房から「デカルトの誤り」というタイトルで出版されています。もともと脳科学の専門書なので読みにくいのですが、翻訳は上手とは言えず、とても難解な本になっていて残念です。

 

1994年のダマジオ以来、理性と情動[ii]と身体感覚の脳回路の不全としての暴力や攻撃行動に光が当てられ、欧米では多くの研究が報告されてきました。皆さんがよくご存知の体罰、虐待に関する多くの著作を残したアリス・ミラーも当時、自分が主張してきたことをダマジオの脳研究が支えてくれたと歓迎するコメント発表していました。そういえばヒットラーの優生思想とその大規模な行動化が、彼の子ども時代に抑圧された悲しみの感情、劣等感に由来していることを分析したのはアリス・ミラーでした。

 

扁桃体のイメージ

「怒りの仮面」とは脳内で何が起きていることなのかを説明しましょう。

レジュメの3ページに載せた図の扁桃体へんとうたい(扁桃核とも呼ぶ)と海馬と前頭前皮質(前頭前野とも呼ぶ)に注目してください。この三つの相互連動回路の不調こそが、「怒りの仮面」で起きていることなのです。

 

(ppの絵を指して)扁桃体は1センチほどのアーモンド形の一対の神経細胞の集まりで、人の情動反応の処理機能と情動の短期記憶の機能を持つことがわかっています。外界からの危険に対してストレスホルモンを放出し、呼吸と脈拍の増加、筋肉の緊張など恐怖行動の生産に関係しています。海馬から送られてくる記憶の情報を扁桃体は快、不快で判断し、前頭前皮質に伝えます。

海馬は扁桃体のすぐ隣に位置する小指ほどの長さの一対の神経細胞の集まりで、タツノオトシゴと似た形をしているため海馬(カイバ)と呼ばれています。英語でもそうです。人の長期記憶の形成と取り出しの中枢です。ストレスに弱く、アルツハイマー、うつ病、PTSDの患者さんの中には海馬の神経細胞が壊死して萎縮が見られることがあると報告されています。軽い有酸素運動で神経細胞が増加することもわかっており、低下した記憶力を鍛えることが可能と言われています。ダマジオ

扁桃体も海馬も脳の内部に位置する大脳辺縁系と呼ばれる人の本能的な情動身体反応に関わる部分に属しています。レジュメの図を見て。

前頭前皮質(PFC  Prefrontal Cortex)は前頭前野とも呼ばれ、複雑な認知行動を司ります。人生経験の記憶や価値観や社会的整合性や行動結果の予測なども総合的に考慮して適切な行動選択をし、それを実行する機能を持ちます。ダマジオが解明したことは、ここが実効機能を果たすためには、扁桃体の快不快の感情判断、海馬の記憶との伝達回路が不可欠。

五感刺激が強烈な不快(恐怖不安)をもたらすと、扁桃体はストレスホルモンを放出し身体反応を起こします。それは自分を守ろうとする本能的なもので、通常はfight or flight攻撃するか逃げるかの行動をとります。また、人間性を否定されるほどの過去の記憶に伴う恐怖や不安などの不快感情(トラウマ)の蘇りによっても、心拍数が上がるなどの身体反応から防衛機能が働き、攻撃的になることがあります。その結果、暴力を振るったり、社会的に許されない攻撃行動をとってしまったりします。扁桃体—海馬—PFC前頭前皮質の回路がスムーズに作動せずに、PFCの賢い行動選択ができなくなってしまうのです。扁桃体が暴走してしまったと言えるでしょう。

これが「怒りの仮面」です。この時の怒り・攻撃性が身近にいる自分より力の弱い者に向けられた時に、虐待や体罰は発生します。あるいは自分自身に向けられた時、それは自傷や自殺企図となります。

1995年に米国の神経学者 J・ルドーは大脳新皮質を迂回して情動を伝える扁桃核の働きの神経回路の仕組みを研究し、過剰刺激された情動は理性を介入させずに行動を指令してしまう現象を明らかにしています。[iii]

扁桃体の暴走を起こさないようにするために、扁桃体と海馬の訓練が必要です。 そうすることで、PFCが本来もつ思考力を使って正しい選択を選び、実行することができるようにするのです。

具体的にはどういうことをするのかの例として、MYTREEの場合をお話ます。

MY TREEでは脳科学の用語などは一切使いません。扁桃体という言葉、脳という言葉すら使いませんが、扁桃体—海馬—PFC回路の訓練を以下7つにカリキュラム化しています。

 

  • 4回目の「怒りの仮面」のセッションで、自分がなぜ攻撃行動をとってしまうのかの情動の心理構造を集中的に学びます。
  • 4回目以降の毎回の<自分をトーク>の時間で「怒りの仮面」の裏側の感情に向き合い、グループのサポートの中で「泣き顔」で象徴される諸々の感情を感じ、ケアします。
  • 5回目の「感情のコントロール」セッションでは、「死の危険」のツールの中で体験するグループからの共感の快の情動反応を扁桃体は海馬の記憶に伝達します。
  • 6回目の「体罰の6つの問題性」、7回目以降の気持ちを聴く語るに始まるコミュニケーショントレーニングは従来の認知行動療法の手法を用いた前頭前皮質への働きかけです。
  • 参加者は自分のMYTREE自分の決めた木を観察する宿題で、自然と季節の変化を感じる時間を持つようになります。自然と触れる心地よさ、自然に生かされている自分のいのち、木に語りかけることで想起される子ども心を受容します。扁桃体への働きかけ。
  • 1回目の「出会いの場」セッションから最後13回目までこのプログラムが特別の配慮を徹底していることが「安心」です。カリキュラムには安心を保証する仕掛けと配慮を細く張り巡しています。脳機能は快原則です。脳の回路が潤滑に回転するためには「安心」がベストのフードなのです。MYTREEのファシリテーターは熟練した「安心」のマスターたちです。
  • MY TREEでは全回とも最初の15分間は、丹田腹式呼吸を学び、気功で身体を動かしながら瞑想することで、扁桃体の過剰な反応を鎮める訓練を続けます。丹田腹式呼吸は体幹を構成する横隔膜、腹横筋などのインナーマッスルを集中的に収縮弛緩させる筋トレの基本です。世界の著名アスリートのトレーニングでも活用されています。この効果的な有酸素運動で海馬機能の活性化をします。

欧米の近年のマインドフルネスの脳研究によって18年間 MYTREEが東洋の叡智として信じて、続けてきた瞑想と腹式呼吸が、扁桃体を鎮め、萎縮した海馬を活性化し、PFCが賢い行動選択する脳回路をスムーズにする効果を持つことが証明されつつあります。

 

[i] Antonio Damasio 『Descartes‘ Error』の邦訳は2010年に「デカルトの誤り:情動、理性、人間の脳」田中三彦訳がちくま学芸文庫から出版されています。

[ii] 「情動emotion」と「感情feeling」の用語使用の違いは学術的に明確な定義付けがされているわけではありませんが、欧米の多くの学術論文記述を検討してみると、emotionは身体変化をもたらすfeelingであるとの意味あいをもたせていることが多いです。

[iii] Le Doux, J., The Emotional Brain,  Simon & Sehuster, 1996    (森田ゆり「子どもと暴力」岩波書店 1999年で紹介)

 

 

2017年7月2日

LGBTQ パレード

先週末はサンフランシスコPRIDE マーチに20年ぶりに参加した。100万人以上が参加したとのこと。アメリカンインディアンの人たちのケーブルカーに乗せてもらった。彼らの伝統ではLGBTQはTwo Spirits と呼ばれて、受容されていた。

一日目はトランスジェンダーの人たちの日。ピンクにブルーの旗はトランスのシンボル。二日目はレスビアンの人たちの日。「Dyek on Bike」の勇ましい姿の前を車椅子のレスビアンたちが先頭を率いる。最後の日が最大イベント。グーグル社をはじめとする大企業が後援する山車が続き、まるで大企業連合のお祭りのよう。かつての社会不正義への批判的雰囲気は、一日目のトランスの日にしか感じられなかった。

 

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2017年6月18日   MY TREEを実践する全国の勇者たち

MY TREEペアレンツ・プログラムは深刻な虐待に至ってしまった親の回復プログラム。2001年に開発、実施開始から17年目。プログラム修了生は約1000人になります。日本各地で児童相談所や市町村との共催や委託でMY TREEを実施する仲間たちとの2日間の合宿を6月3、4日に開催しました。

MY TREEの実践者は多様なバックグラウンドと多様なタレントを持つ人たち。臨床心理士、看護師、助産師、児童福祉司、ソーシャルワーカー、子どもの施設の主催者、リタイアした児童相談所長、大学教授等々。

みんな超多忙な時間をやりくりして、約半年間続くこのプログラムの実施に体力、気力、時間力を投入し続けてきた児童福祉分野の勇者たちです。

生駒の山の緑の中で、白熱した議論、集中研修、瞑想、ヨーガ、夜のタレントショー(腹話術、わらべ歌のベビーマッサージ、インディアンフルート演奏)、そして若い人たちは夜を徹してのおしゃべり、等々の充実の2日間でした。

MT合宿古本

 

MT合宿憲夫

合宿のハイライトは、「MY TREEの10の前提」

前提(The Assumption)とは、今や世界の最先端心理療法をリードするマル

シャ・リネハン博士

 

開発のDBT(弁証法的行動療法)の実践者コンサルテーションの最重要方法です。昨年から一年に一度、アメリカからリネハンのお弟子を招いて実施している「第三世代行動療法をあなたの日々の支援に活用する参加型研修」(エンパワメント・センター主催)で学んだことを活用しています。

私たちが「前提」を必要とするのは、それがいつも正しいからではなく、それが最も効果的なケアを提供させてくれるからだ 。「前提は、入り組んだ暗い洞窟の中で、セラピストを常にMETTA共感へと導くガイドロープとして機能する」とリネハンは言います。

 

MY TREE全体図MT報告書とリーフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MY TREEの10前提のいくつかを紹介しましょう。

・参加者は失敗しない。私たちの対応が、あるいは彼らの環境が彼らを失敗に追い込んだ だけだ。(第3波行動療法が文脈的行動療法と呼ばれる所以)

・参加者は問題の全てをもたらしたのではないが、それを解決する責任がある。なぜならほかに誰もそれを解決することはできないからだ。

・参加者は今よりもっと努力できる。変わりたい意志を持続できる。

・実践者はチームの他の実践者の力と多様性を尊重する(経験や立場、表現力の違い、参加者への見方の多様さの尊重がより良い支援をもたらす)

・実践者がベストを尽くしても、いつも期待する結果を得られるわけではない。

 

なんと、全国各地に散らばって滅多に一同に会することのないMY TREE実践者の合宿の写真を撮るのを忘れました。唯一の写真が夜のタレントショー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年6月12日    ALOHA KIDS YOGA™

 とても嬉しいことがあった。

先週、児童養護施設でのヨガクラスの後の夕食時間に、たまたま私の前に座った中学生の女子がこんな話をしてくれた。「ヨガのクラスをやってて本当によかった。でもここを出たらヨガやれなくなるからどうしよう。家の近くにホットヨガのクラスあるんだけれど、アロハヨガがいいな。」「前はね、気持ちが全然言えなくて、いっぱいため込んでいたんだ。今は、セラピーの先生にいろんなこと言えるようになったの。これってヨガのおかげだよ。」「成績だって、よくなったんだよ。国語のテスト、前は30点代だったのに、今は70点とかとってるんだよ。先生、ヨガ教えてくれてありがとう。」等々。たくさん話をしてくれて、聞いているうちに、食堂は私たち二人だけになっていた。
彼女は、前にも私に「ヨガやっているからすごく集中力がついて、この連休中も3冊も本を読んだ。前はマンガだって最後まで読み通せないで途中でやめちゃってたのに。」と言いにきてくれた。
こんな風に子ども自身が自分の内面や行動の変化に気づいて、それを言葉にしてくれることはあまりないので、とてもとても嬉しかった。

4つの施設で週一回のクラスを6クラス教えている。3歳から16歳の約40人の子どもたち。皆それぞれ様々な事情から家族と暮らすことができない子どもたちはたくさんのストレスを抱えている。数量的効果調査を続けてきて、ヨガがストレス軽減だけでなく、集中力や感情調整力を高めていることが明らかになっている。加えて、心理士や生活担当の職員が子どもたちの変化を知らせてくれる。物や人に暴力的に当たることがなくなった。不機嫌やイラつきが減った。「いや」と言ってぐずることが激減した、落ち着いて話しあえるようになった、自信を持ち始めている等々。そういう変化を聞いたり、見たりすると、その度にヨガを教えさせてもらっていることに感謝の気持ちで一杯になる。

 

来週末は大阪で第6回目のALOHA KIDS YOGA™リーダー養成講座の開催。今回は今私が教えている施設の若い職員が4人も受講してくれる。一年ぐらいでその人たちにクラスを手渡して、私はまた別の施設で教え始めることができそう。

2017年8月26、27日には7回目のALOHA KIDS YOGA™リーダー養成講座を札幌で開催。

10時〜17時 札幌教育文化会館にて。申し込み、問い合わせはエンパワメント・センターのホームページへ。

バナーとTシャツ

情緒障害児短期治療施(設情短施設)とやたら面倒な名前が、この4月から児童心理治療施設と変わりました。略して児心(じしん)だとか。
その児心でのヨーガクラス。脊柱側湾症を疑わせるA子ちゃん。戦士のポーズ3がどうしても一直線になりません。そこで、後ろ足をマットにつけたままで体幹を伸ばすようにしたら、だんだん伸びてきました。今では足を床と並行に上げてなおかつ一直線に保つことができるようになり、大きな自信になりました。
子どもの側湾症の大半が、突発性脊柱側湾症と言って原因がわかっていません。この子も、施設も本人も症状に気がついていなかったようです。
でも戦士のポーズ3(ビラバドラーサナ)で治ってしまったから、いいね。

戦士のポーズは武器を持つ戦士ではなくて、武器を捨てて平和をつくる戦士。

戦争と暴力を世代を超えて続けてきた人類の歴史が今も続く真っ只中で、人間って本当にどうしようもない、と暗い気持ちになることが多い。でも同時に、平和の叡智ヨーガを4千5百年もの年月に渡って伝え続けてきた人類に希望を見出し、それを次世代に引き継ぐ役割を担わせていただいていることにただ感謝あるのみ。

 

 

 

2017年4月28日

特別企画「第3世代行動療法をあなたの支援に活用する参加型研修〜トラウマ治療の最前線から〜Part II」

大成功でした。北海道から沖縄まで全国からの参加者57人が実にたくさんの学びと出会いのつながりとを持って帰られました。

 今年のPart IIは主としてDBT(弁証法的行動療法)のエッセンスと技法が、わかりやすい講義、たくさんの事例、映像、グループワークで提示されました。
 「感情調整チャート」、感情コントロール法としての TIPP(生体化学反応を変える)や「反対行動」などは、激しい感情爆発を起こしてしまう人、自傷や自殺企図を繰り返してしまうクライアントへの対応に明日からでも使えると何人もの方が述べていました。
 マインドフルネスのメッタ瞑想をした後のシェアは、瞑想による多様な反応を知ることができてとても意味深いものでした。
 そして最後は、マルシャ・リネハンの凄さの結晶のようなDBTの「前提」。2日目の半日を使った「10の前提」のグループワークは、セラピーや相談支援の仕事の重層的な相互性のあまりに見事な技法化を享受する時間でもありました。マルシャ・リネハンはその相互ダイナミズムを「弁証法」と呼び、それは私の言葉では「エンパワメント」なのです。
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 この2日間で得た実に多くのことを実践に活用するためのサポートとして、当日の参加者の要望もあり、フォローアップの研修を以下のように企画しました。
 また、来年のPart IIIの開催を希望する声が多いので、現在、講師と日程を交渉中です。予定としては2018年4月7〜8日ですが、詳細は10月にこのホームページで案内します。
New ! 

「Ren Stinson先生の第3世代行動療法ツール活用講座のエッセンス復習+学びの充填フォローアップ+活用実践シェア」

2017年10月21日(土)大阪浪速区民センター

講師:森田ゆり

対象:●Ren 先生の第3世代行動療法ツール活用講座を受講し、その学びを深めたい人  ●その講座に参加できなかったので、Part I & IIのエッセンスを学びたい人

内容:①Part I & II で学んだACT とDBTの方法/ツールのエッセンスを復習する。理解が不十分だったことを充填する。受容(バリデーション)と変化のバランスの取り方のディスカッション ②ACTのバリデーション、Defusion 、メイトリックス。DBTの感情調整チャート、TIPP、反対行動、前提。これらを実践に使った方々からの事例報告。③今後の実践で、どれをどう活用するかを具体的に検討しあうアクティビティ

定員:40人

参加費:1万円(消費税込み)

テキスト:「特別企画:第3世代行動療法をあなたの支援に活用する参加型研修:トラウマ治療の最前線から~援助している人そして自分自身を慈しむために~」 Part 1&II で使用したテキストを持参のこと。持っていない人には、頒布しますので、その旨を申し込みの際に記入のこと。

申し込み先   http://empowerment-center.net/koza/ 

 

 

#第三世代行動療法 #認知行動療法 #PTSD治療 #マインドフルネス #瞑想 #ACT #DBT #BPD #境界性人格障害 #マルシャリネハン #戦争帰還兵 #児童虐待 #DV #参加型研修 #心理療法 #トラウマ治療 #PTSD #森田ゆり #エンパワメントセンター

2017年2月27日
 話題の特別企画
「第三世代行動療法をあなたの支援に活用する参加型研修~トラウマ治療の最前線から~PartⅡ
リネハン写真
         
2017年4月1~2日(土日)2日間10時~17時  於・大阪府高槻市 
 第三世代行動療法って何?  第一世代(波)~ 第二世代(波)とは? 昨年のPartⅠには、精神科医、小児科医、SW,心理士、教員、学生、当事者家族 保健師、保育士、等々さまざまな立場の50人が、沖縄から北海道まで全国各地から参加されました。その参加者たちの強い要望でPART II の開催が実現します。
  講師Ren Stinson PhD.(ミネアポリス戦争帰還兵病院PTSD治療センター・サイコセラピスト)  通訳 森田ゆり  定員50人 どなたでも参加できます。 Part Iを受講していない方も歓迎。
蓮とリネハン写真
                                                        Ren Stinson 博士とリネハン博士
 
戦争帰還兵病院(VA)はPTSD治療と研究の世界の最先端です。戦争帰還兵トラウマ患者の多くは、子ども時代の暴力被害のトラウマも併せ持っている故に、戦争トラウマの治療は子ども時代のトラウマ治療でもあります。マインドフルネス瞑想、ヨガも取り入れたACTやDBTなど第三世代行動療法として知られる先端治療法の効果を、日々のあなたの支援に活用するたくさんのツールをわかりやすく参加型で学びます。講師のスティンソン博士は世界の心理療法をリードするマルシャ・リネハン博士のDBTプログラムのトレーナーとして活躍しています。

内容紹介

PartIIも昨年同様に、事例を豊富に使った講義と演習が中心です。  

・Part Iで学んだことを支援の現場で活用している昨年の参加者の報告とQ&A

・情動の機能    情動のチャート  情動調整の神経生理学

・情動調整制御のテクニック(支援者・治療者自身の感情制御から始める)

・DBTの4つのツールTIPPを活用する

・マインドフルネスのLoving Kindness をケア支援のガイドにどう使うか

・その他 たくさんのグループワーク

* 一日目終了後 講師を囲んで交流会 @ タイレストラン貸切り  参加費2500

申し込み先   http://empowerment-center.net/koza/ #第三世代行動療法 #認知行動療法 #PTSD治療 #マインドフルネス #瞑想 #ACT #DBT #BPD #境界性人格障害 #マルシャリネハン #戦争帰還兵 #児童虐待 #DV #参加型研修 #心理療法 #森田ゆり #エンパワメントセンター

DCIM117GOPRO

昨年のセミナーPART 1の様子

第三世代チラシ

 

 

 

 

 

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