最新情報

エンパワメント・センターは、エンパワメントの視点を、家庭、学校、福祉、医療企業、行政の日々の仕事と実践の中で生かしていくための研修センターです。

英語サイト

The English Site of the Empowerment Center Yuri Morita 

 

 このページは森田ゆりの最新ブログ頁です。 2016年9月以降の記事は右下記の頁をクリックしてください。

2017年2月12日

我がシーロー、マヤ・アンジェロ「多様性は力強く、そして美しい」

マヤ・アンジェロウ(1928~2014)は私のシーロー(ヒーローの女性版)の一人。詩人、平和人権アクティビスト、かつてダンサー&シンガー&女優。sex workerだったこともある。オプラ、ビヨンセ、ヒラリー等々も師として仰ぐ。彼女の人生のドキュメンタリー映画のプレミアが私の街オークランドであった。映画館は満席。上演前のオープニング・アクトが一時間もあって、マヤ・アンジェロを讃える地元の女の子たちのラップ音楽、詩の朗読などなど、熱気に満ちていた。
  1990年に日本で初めての性虐待被害当事者の声を集めた本、「誰にも言えなかった」(築地書館)を翻訳出版したときに、その中のマヤ・アンジェロの「籠の中の鳥がなぜ歌うのかあたしは知っている」を翻訳して、彼女の文章のパワーに触れた。7歳の時のレイプ被害の後、5年間緘黙になった彼女は、ただ手当たり次第に本を読むことでトラウマを乗り越えたという。90年代に彼女の講演を最前列かぶりつきで聞いたことがある。「わたしは それでも 立ち上がる」の詩のレジリアンシ―に心が震えた。
  彼女は、1995年のクリントン大統領就任式で「朝の鼓動の中で」という多様性社会への希望を美しく歌いあげた。その詩は、拙著「多様性トレーン二ング・ガイド」(解放出版)の6~7ページで紹介した。「夜が明ける 夢にもう一度いのちを吹き込もう 女たち 子どもたち 男たち あなたの両手の中に夢を」 多様性(diversity)は力強く、そして美しい。 多様性 diversity ダイバーシティ マヤアンジェロウ 多様性トレー二ングガイド #性的虐待 レイプ

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2017年2月8日

「一億総活躍社会」と相模原殺傷事件に相通じる多様性を認めないメンタリティ

森田ゆり

「女性が輝く一億総活躍社会」のキャッチフレーズ華々しく、2015年以来首相官邸の下に一億総活躍国民会議が設置され「ニッポン一億総活躍プラン」が閣議決定された。しかし「一億総活躍」とはなんとも嫌な言葉です。

すべての日本人誰もが活躍しなくていいじゃないですか。バリバリ仕事して活躍したい人、したくない人。生命力を外に向けて放出したい時期、内に向けて凝縮させたい時期。マイペースでいいのではないですか。多様でいいのです。そんなにいつも頑張って、活躍しなくていいのです。「ご活躍ですね」とか声かけられて、わたしはうれしかったことは一度もありません。 

女性が輝く一億総活躍社会って、一見、女性に寄り添った政策のように聞こえるけれど、アベノミクスへの批判をかわすための新たなスローガンとしか思えない。その女性政策の実態とは、少子化による労働人口の減少に対応するため、女性たちを非正規雇用の低賃金労働の担い手として駆り出すための様々な方策。まさに戦争中の一億総動員社会と同じです。

戦後は「一億総懺悔」、「一億層中流化」と、いつまでこの国は「一億いっしょ」でいたいんだろうか。「違い」は「間違い」、みんな同じで安心安全、のホモジニアス神話から抜け出すことができなくて、わたしたちの国は、21世紀になっても多様性を受け入れることが困難なのです。

 

「一億総活躍社会」とのスローガンを国の目玉方針として掲げるから相模原障害者施設の殺傷事件が起きる。あの事件の加害者は、重度の障がい者は生きている価値が無いと主張し、衆議院議長と安倍首相宛に直訴した上で、障がいの重度な人を選んで19人殺し26人に傷害を負わせた。戦後最大の殺傷事件です。そして優生思想犯罪です。優性思想の持主がおしなべて自尊感情の低さに苦しんでいる人物であるように、彼もまた低賃金で重労働の障害者介護に従事する自分の活躍度の不全感にさいなまれていたのに違いありません。

あの施設の中の人々は一生活躍することはありません。一億総活躍社会には決して入れない人々です。しかし、たとえ社会や経済に貢献することがなくても、彼らの命は一つ一つみな輝いている。いのちの輝きとは活躍することではない。人の命はただ存在するだけで尊い。そのことを理念としてではなく、心から共感できる人々を増やしていくことこそが、多様性ダイバーシティの推進である。

 「多様性とは、人は皆その価値において等しく尊いという人権概念を核にして、さらに人は皆違うからこそ尊いとの認識に立つ考え方である。」(「多様性トレーニングガイド」森田ゆり著 解放出版)より

 

多様性ダイバーシティ・人権啓発トレーナー養成講座 エンパワメント・センター研修30年の原点の研修を新たにパワーアップして開催 3月11~12日(土・日)10時~17時 大阪 定員20席限定。一年に一度だけの開催です。  

詳細、申し込み http://empowerment-center.net/

「LGBTQアクティビティ」や「多様性同心円ワーク」など新たに開発したアクティビティを、今年度出版される共著「多様さのマネジメント」からも紹介します。

多様性チラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「子どもの性的虐待とDV家庭被害」研修の報告 

2017年2月4日

 先週終末2日間は、「子どもの性的虐待とDV家庭被害からの回復:エンパワメントとレジリアンシーの方法とスキル」を大阪でした。

  児童相談所の心理士や児童養護施設、児童自立支援施設、情短治療の心理職、高子どもの性的虐待とDV家庭被害校教師、看護師、大学教員、医師などなど様々な職種の人々が全国各地から約30人参加された。

早くから申し込んだ東京の17歳の夜間高校生は受講理由に、自分の経験も生かしてこの分野で新たな活動を開始するため、との意気込みを申し込み書に書いていた。

エンパワメント・センター創設以来20年間の変わらぬポリシーが参加者の多様性である。職種や立場の多様性は学びを深みのあるリアルなものにしてくれる。著名な相撲力士親方が「スポーツコーチ」ですとの自己紹介でコミュニケーションの2日間研修に参加されたこともある。精神科医や弁護士、大学教授も、当事者の生の声や、現場で悩みながら奮闘する福祉士、心理士、保健師らの具体例から他の研修では得られない深い学びを得る場面がしばしば起きる。そして参加者の地域の多様さは、ケースをシェアし、困難事例の開示をしやすくする。都会の少年院や刑務所から、また離島や国外からの参加もある。

性虐とDVの写真

この研修は15年間続けてきて、毎回内容をパワーアップしてきたテーマで、今回は20ページの表紙カラーのテキスト冊子を作った。現場に戻ってからも多いに活用できるものを作ろうと意識したために、二日間ではカバーしきれない内容を盛り込んでしまった。

性的加害をするティーンズの回復のために開発したワークシート群。児相の心理士の方は早速面接で使いたいと言っていた。使ってどうだったか是非とも知らせてくださいね。

<性被害は複合化している>という項目では、複雑な事例を2件検討し、エンパワメントとリジリアンシーの方法をどう具体的に使うかのグループワークをした。「ゆり先生の研修はすぐに実践で生かせることばかりなので、私たちもエンパワーされます」とアンケートに書いてくれた人が3人もいて、何よりも嬉しかった。

「研修でインプットしたら、すぐにアウトプットしてくださいね」というのが最近のわたしの口癖。学んだことを温めてから、などと悠長なことを言っている時間はない。エンパワメントの支援を必要としている子どもたちは待っていられない。どんどん使ってください。

 性的虐待被害を受けた子どもへの関わりの鍵は、支援者としての母親のエンパワメント。すなわち「被害児と母親の関わりの修復」です。

 子どもたちは、人の中で傷つき、人の中で回復する。

 今回の参加者の何人もの方々が、4月1~2日高槻市開催の「第三世代行動療法をあなたの日々の支援に活用する参加型研修」に来られるそうです。海外からの招聘特別講師から、感情調整や制御の方法を理論から具体的スキルまでしっかりと学びます。わたしは通訳として、すでに講師との内容検討スカイプをしながら、テキスト作りを始めました。

           桜の花満開の高槻でお会いしましょう。

蓮とリネハン写真

 

 

 

 

4月1~2日の研修の講師 スティンソン博士 DBT 開発者のマルシャ・リネハン博士と。

 

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昨年の「第三世代行動療法を日々の支援に活用する参加型研修パートI」の様子

 

 

 

 

2017年1月21日

今日、ワシントンDCでは、トランプ大統領就任に異議を表明するWomen’s Marchが開催されます。それに呼応したアクションが、アメリカ全国各地で予定されています。20人の民主党連邦議員は就任式をボイコットする声明を出しています。女性、LGBT,障害のある人、新移民への侮蔑的な言辞を公言してきた人物が大統領に就任することへの異議を発信する人が一人でも増えることで、ヘイトスピーチやハラスメントの増加を抑えたいとの思いです。

 

<性的虐待に対応する>

 明治以来110年間続いてきた性犯罪に関する刑法がようやく、今年度改正されます。法務省は刑法改正案を今通常国会に上程する予定。現行の性犯罪規定は、強かん罪と強制わいせつ罪の二本立てで、明治時代の家父長制維持のための秩序を守るための犯罪規定で、個人の人権を守るための法律ではありませんでした。

改正ポイント: ①男性の被害も強姦とみなす②法定刑の引き上げ。3年以上の懲役を5年以上に。強姦致死罪は無期または5年以上から無期または6年以上に。 

③非親告罪化(被害者の告訴が必要ない)

④18歳未満の未成年者に対し親など監護者の立場を悪用した場合の処罰規定を新設。

⑤「強姦罪」という名称の変更も可能かもしれない。

見送り論点:

・強かん罪が成立するためには「暴行又は脅迫」ゆえに抵抗できなかったことが証明できなければならず、恐怖で抵抗できなかった場合には強かんとは認めないのが今までの判例です。その問題は今回は見送りのようです。

・現行では性交同意年齢が12歳となっており、私は15歳まで引き上げることを主張してきましたが、この点も見送りです。

・公訴時効の廃止や停止も改正内容には入りませんでした。

 

 来週末1月28,29日(土日)大阪での「子どもの性的虐待とDV:エンパワメントとれジリアンシーの方法とスキル」の2日間研修で扱うテーマ「男子への性的暴力の問題点」などにも直接影響する法改正です。

この研修は従来の内容を大幅に刷新して、昨年は大阪、青森、新潟と3か所で実施しました。今年からは、新たに作成した20ページのテキスト本を無料提供します。性虐とDVの写真

一日目の後半で、昨年から開発中の「MY TREEティーンズ:性的加害をした子どもの回復支援」をいくつものワークシートとともに提供します。

児童養護施設や学校では、性的加害行動をした子への対応は「反省文を書かせる」ことが中心です。しかし反省文は書かせないほうが良いのです。反省文を書くと自分の内面を正直に見つめることができなくなります。反省文に代わる「感情のマインドマップ」を一緒に書いていくことで自分理解を深めます。

「MY TREEティーンズ」はグループプログラムではなく、個人対応の心理教育です。第三世代行動療法的な身体アプローチも取り入れています。

                  研修でお会いしましょう。

 

               詳細、申し込みは http://empowerment-center.net/koza/

 

 

 

 

2016年12月23日

今年最後の発信です。

わたしは今日12月23日から1月3日まで、京都の山で無言、無読、無筆、無聴の10日間瞑想修行に入ります。メールも携帯も本もノートも鉛筆も音楽もない10日間、どんな自分に出会うのか楽しみです。

ALOHA KIDS YOGAリーダー養成講座 2月25,26日・横浜会場の開催が近づいてきました。 (大阪会場は6月17,18日)  受講がしやすいように若干の変更をお知らせします。

この講座に参加するには「マインドフルネスと共感力セミナー」と「アロハヒーリングヨガと心身のエンパワメント」の受講を必須としてきましたが横浜、大阪それぞれ年に一度しか開催がないため、日程都合をつけにくいという申し出がいくつかありました。そこで以下のように変更しました。

・ALOHA KIDS YOGAリーダー養成講座 参加者で、認定試験を受ける予定の無い方は、上記二つの基礎研修を受けていなくても、養成講座に参加できます。

・認定試験を受けて認定を得るためには、養成講座の後でも構いませんので、上記の二つの基礎研修の受講が必須です。

申し込みはエンパワメント・センター公式ホームページ  http://empowerment-center.net/

 

驚きの瞑想の力

ニューヨークの小学校500校でヨーガの実践が行われています。ヨーガ瞑想を続けることで、校内のトラブルが減り、学業成績が高くなるというエビデンスが出ているための広がりです。(このことについての動画はfacebook.com/yuri.morita.315  11月21日投稿を見てください)

ALOHA KIDS YOGAのクラスでも、食べる瞑想やドローイン呼吸瞑想の他に、5分間のストレートな瞑想をしています。6歳の子どもから16歳の高校生、ADHDやASDの傾向の強い子どもたち、被虐のトラウマなどから極端に集中力がない子どもたちが、背筋をすっと伸ばして5分間微動だにせず瞑想する様子は感動的です。どのクラスでも「もっと長くやりたい」という声ばかりなので、来年からは10分間に延長しようと考えています。

2016年度のALOHA KIDS YOGAはとてもイベントフルでした。

全米ヨガアライアンス賞の受賞、そのお祝いパーティでの子どもたち、職員たち、たくさんの方々との交流、4回もの4施設合同練習。11月のJASPCAN大会での堂々たるパーォーマンス。どれも職員の皆さんの熱意とサポートあってのことでした。本当にありがとうございました。

そして、認定を受けたリーダーたちの活動が青森、神奈川、三重、大阪で始まっています。

 

2017年が皆さまにとって、素晴らしい日々となりますように。

NAMASTE

 

 

ALOHA KIDS YOGAの学会発表

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112526日は国際会議場・大阪で日本子ども虐待防止学会。今年もMY TREEペアレンツプログラムの報告と情緒障害児短期治療施設と児童養護施設でのYOGA実践報告をした。

施設でのALOHA KIDS YOGAの実践は3年目になった。ヨーガによって虐待やその他のトラウマを抱えている子どもたちがストレス軽減、感情コントロール力、集中力を養うことを目的に実施している。この夏からは児童自立支援施設の性虐待被害のある6人の中学生にもクラスを提供している。関西圏は全部で5つの施設で実施中。他県でも認定リーダーによる開催準備が進んでいる。


国際会議場の晴れの舞台で、4施設のヨーガのジュニアリーダー15人。6歳から16歳の少年少女たち。白に真っ赤なハイビスカスのユニフォームを着て、バナーの前でマットに蓮華座を組み背筋をすっと伸ばす。体の小さい3人はユニフォームがちょっとだぶだぶでなんとも可愛い。ウォームアップヨーガからHip Hop Yoga,のパーフォーマンス。そして最後に動く瞑想ヨーガと蓮華座瞑想を子どもたちが学会参加者たちに教えた25分間。パーフェクト! みごとでした! 半年以上練習を重ね、4回も4施設合同練習をしただけのことはあった。それにしても、この子達本番に強い! 

マイケルジャクソンの曲をBGMに月礼拝のとき、見ている若い参加者たちは、リズムに体をゆすっていた。キッズ15人がマットの上で蓮華座ですっと背筋を伸ばして目をつぶって微動だにしない1分間の瞑想。その子どもたちの姿に感動して目を潤ませている参加者たちがいた。

子どもたちがさーっと引き上げた後、ALOHA KIDS YOGAーダーでかつ施設の若き心理士による実践報告が参加者の関心を引いていた。ヨーガを2年間続けたCくんは暴力的になることが多かったが、ヨーガを始めてからは感情の爆発がなくなり、性格が変わったように穏やかになった。サッカーのコーチにヨーガをはじめてから背筋がまっすぐになったと褒められて嬉しかった別の施設の男子。ALOHA KIDS YOGAは男子にも人気がある。参加者は半分以上が男子だ。イチローやサッカーの長友選手が基礎トレーニングにヨーガを取り入れている話をクラスの中でよくするからだろうか。

ヨーガが子どもたちの日常に与える効果をはかるために、世界基準の質問紙CBCLを使って施設職員にプレとポストをとってもらい、その分析を研究者にお願いしている。有意な効果が見られた興味深い報告があった。

 ヒーリングヨーガを体験し、その心身の叡智を学びたい方、以下の森田ゆり講師の講座で、ヨーガは車いすの方でも、体の硬い方でも、高齢者でもリーダーになれることを体験してください。

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「マインドフルネスと共感力セミナー:チェアヨガと瞑想」 2016年12月17日 横浜 開催

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「アロハヒーリングヨガ」と心身のエンパワメント」 2016年12月18日 横浜 開催

 ALOHA KIDS YOGAリーダー養成講座 2月・横浜  6月・大阪 (上記二つの研修履修済みの人のみ) 写真は第四期生の修了式

詳細はエンパワメント・センター公式HP 研修のぺージへ

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「性的虐待とDVエンパワメントとレジリアンシーの支援の方法とスキル」

今年は、性的虐待の被害・加害への関わりのスキル練習の研修を全国各地で実施している。1月は大阪で約25人の児童相談所や児童養護施設の職員、養護教員、性教育カウンセラーなどを対象に行った2日間研修を皮切りに、三重県、青森でも行った。(上の写真は三重県主催の研修の会場にあるNikiのアート。)

1234日は新潟市で「性的虐待とDVの被害者とその家族への支援:エンパワメントとレジリアンシーの方法」の2日間研修をした。子ども支援の仕事に携わる約40人。福島、富山、千葉など他県からの参加もあった。児相や養護施設職員の参加もあり、子どもどうしの性的加害、性化行動への対応が新潟でも緊急課題となっていることが浮かび上がった。

性的加害をした子どもの回復プログラム「MY TREEティーンズ」を開発中で、その中のツールで職員が子どもとの面接やカウンセリングで使えるものをいくつか紹介した。

子どもが加害行為をしたら、反省させてはいけない。Aくんが他の子どもたちに性加害をしていることがわかったとき、教師も、児相も、親も、反省させようとした。反省文も書かせた。反省文は3回も書いていた。反省させて、いい反省文を書くと周りの大人はそれでその子への対応は功を奏したと思うらしい。学校では何か問題を起こした子には反省文が通常の指導対応と聞いている。

しかし反省文は「ごめんなさい」「二度としません」「とんでもない迷惑をかけました」などど周りの大人に向けて書くために、自分の本当の感情に向き合わなくなってしまう。性加害行動をやめていくには、加害行動をする自分の2次感情の裏の1次感情に向きあうことが不可欠だ。反省文を書かせる代わりに、書いてもらういくつものシートを開発した。そのシートを支援者と一緒に書き入れていきながら、心理教育を進める。

統計では、一人の性加害者は人生で平均150.2人の被害者を出すという統計が知られている。成人の性犯罪者の半数が最初の加害行動を10代で始めているという数値も良く引用されている。

性加害をした一人のティーンの回復に取り組むことで、150人の被害者を出さずにすむのだとしたら、その費用対効果は極めて高い。

この研修でしか学べない視点、知識、方法、すぐに使える実践的なスキルを提供します。

「性的虐待とDV:エンパワメントとリジリアンシーの方法とスキル」 講師:森田ゆり 201712829日(土日)に大阪市港区民センター

詳細・申し込みはエンパワメント・センター公式ホームページ 

 

 

ALOHA KIDS YOGA全米ヨガ連盟賞受賞パーティ

2016年11月10日

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   11月5日(土)の午後、高槻でALOHA KIDS YOGAが全米ヨガ連盟の賞を授賞したことを共に祝うパーティを開催しました。80人以上の方々が来てくださり、その約半分はkids yogaの子どもとティーンズ。わいわいがやがや、でもときには1分間瞑想でシーンと。

子どもたちのHIP HOP YOGA パーフォーマンス、持ち寄り料理のいろいろ味見、子どもたちへのラッフル(アメリカ流懸賞くじ引き)、バラエティ・ヨーガ体験、5歳から80歳代までの80余人が知らない相手とペアになって「愛しています」と10回言い合うアクティビティまで出てきて、最後は「笑いヨガ」。盛りだくさんのプログラムでした。

この賞は一緒にヨガをやってきた児童養護施設と情緒障害児短期治療施設の子どもたちとずっとサポートしてきてくれた職員さんたちあっての受賞。ともに祝う場で、わたしは、心からの感謝を伝えたかったのです。

ところが、なんとその4日前から風邪で声が全く出なくなってしまった。祈るような4日間の願いかなわず、当日も声は出ない。仕方なく8分のスピーチを代読してもらいました。自分の気持ちを読み上げてもらっている間、ぐっとこみ上げてくるものがあって自分でも驚き。

ヨーガを通して子どもたちと向き合っている時間は、私にとってピュアな聖なる時間。そのことを理解してくれている職員さんたちに感謝です。

早くに来てお手伝いをしてくれた方々、見事なお花を送ってくれた方々、東北から1Lリンゴジュースを12

本も送ってくれた方々、はるばる遠くから参加してくれた方々。いろんなヨーガの3分間体験をリードしてくれた方々。そしてYOGA KIDS を連れて参加してくれた施設の職員さんたち、園長さんたち。みんな、みんな    ありがとう。

「ゆり先生、早く風邪直してね。」と帰り際に声かけてくれた子どもたち。

暖かくて、幸せな午後でした。

Jaspcan(日本子どもの虐待防止学会の大阪大会に参加される方は、是非2日目11月26日の16時からのセッション「情緒障害児短期治療施設・児童養護施設の子どもたちとヨーガ」にいらしてください。20人のALOHA KIDS YOGAの子どもたちが、練習を重ねてきたHIP HOP YOGA を披露します。そして簡単なヨーガを子どもたちが参加者に教えます。2年間続けてきたヨーガの効果調査の結果も報告します。

 

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ALOHA KIDS YOGAが国際的ヨーガ賞を授賞

9月23日にワシントンDCでAmerican Yoga Allianceの授賞式がありました。ALOHA KIDS YOGAがYouth Development Award を頂きました。American Yoga Allianceは72000人のインストラクターのメンバーシップを持つ世界最大のヨーガトレーニング団体。

招待をいただいたのでDCまで来ました。セレブの女優の方の基調講演とレセプション。そして授賞式。世界中からの108の推薦から選ばれた4つのプログラムの一つ。アメリカ、日本、インド、エクアドール。

ヨーガを一緒にやってきた情短治療施設と児童養護施設の子どもたちとずっとサポートしてきてくれた施設職員さんたちと一緒だったら、100倍嬉しかったでしょう。

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下は日本での授賞パーティの案内状です。どなたでも参加できます。ALOHA KIDS YOGAの子どもたちも参加してくれます。どうぞご家族、友人を誘っていらしてください。

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■ 2016~17年 森田ゆり講師の研修予定■

2016年12月17日(土)横浜
マインドフルネスと共感力:チェア・ヨガと瞑想による共感力訓練

2016年12月18日(日)横浜
アロハ・ヒーリング・ヨガ™と心身のエンパワメント

2017年1月28,29日(土・日)大阪

性的虐待とDV:子どもに与える影響を中心に援助のスキル

2017年2月25,26日(土・日)横浜
ALOHA  KIDS  YOGA™リーダー養成講座

2017年3月11・12日(土・日)大阪 日程予定
多様性(ダイバーシティ)人権啓発トレーナー養成講座

 

2017年4月1・2日(土・日)大阪府高槻市 日程予定
第三世代行動療法をあなたの支援に活用する参加型研修:   トラウマ治療の最前線から    Part II     講師:Ren Stinson PhD  ミネアポリス戦争帰還兵病院PTSD治療センター サイコロジスト  通訳 森田ゆり
2017年4月16日(日)横浜

ALOHA  KIDS  YOGA™ 認定試験日

2017年4月29・30日・5月1日(土・日・〔祝〕)横浜
MY TREEペアレンツ・プログラム実践者養成講座
講師:森田ゆりとMY TREE実践者
主催:MY TREEペアレンツ・プログラム・センター
   詳細はMY TREEペアレンツ・プログラムへ http://www.geocities.jp/mytree1206/

2017年5月13日(土)大阪  日程予定
アロハ・ヒーリング・ヨガ™と心身のエンパワメント

2017年5月14日(日)大阪 日程予定
マインドフルネスと共感力:チェア・ヨガと瞑想による共感力訓練

2017年6月17・18日(土・日)大阪 日程予定
ALOHA  KIDS  YOGA™ リーダー養成講座

2017年7月29日(土)大阪 日程予定
「気持ちの本」を使った<気持ちワークショップ>
ファシリテーター養成講座

2017年7月30日(日)大阪  日程予定
ALOHA  KIDS  YOGA™ リーダー養成講座 認定試験

2017年8月20日(日)大阪

しつけと体罰:子どもの内なる力を育てる道すじ

2017年9月2,3日(土・日)大阪 日程予定
笑いヨガリーダー養成講座

2017年9月23,24日(土・日)大阪
アサーティブ・コミュニケーションを自分のものにする

 

未定

講師塾:講師力をみがく7つ道具と10の技

 

 

エンパワメント・センター研修会申込み

 

森田ゆり・エンパワメント・センターの関連リンク

新しい英語サイト

The English Site of the Empowerment Center Yuri Morita 

古い英語サイト(アーカイブ用)
The Empowerment Center English Website( archive use only)  

 

森田ゆりのFacebook
Yuri Morita(森田ゆりFacebookページ)

森田ゆり開発
子どもを虐待してしまう親の回復のためのプログラム
MY TREE ペアレンツ・プログラム・センター

森田ゆりによって日本に紹介
子どもの視点からの人権尊重に徹したエンパワメント教育活動を展開
J-CAPTA (日本CAPトレーニング&アクション)

 

森田ゆりへの取材・講演依頼

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