背高女プロジェクト

背高女のパフォーマンス

背高女プロジェクト ~背高女が行く+メッセージ~から

身長2.5メートルの女たち、女の子たちが、10人、20人、30人と歩いてくるシーンを想像してください。彼女たちは華やかな衣装を着けて、ドラムのリズムに乗って、溌剌とした表情とあふれんばかりのエネルギーで、さらにその巨体で、人々を圧倒します。彼女たちは劇場で、路上で、デモ行進で、、、どこでも歩く。地上2,5メートルの視点から、グローバルに世界を眺め、ローカルに行動する女と女の子たちです。

大きい女はいとわれてきました。物理的にも、社会的にも女がスペースをとることはいやがられてきました。うるさい女、騒がしい女は嫌がられてきました。

女は隅の方で、場所を取らずに、存在感を誇示せずに、目立たぬように、男たちの世話をすることが美徳とされてきました。

背高女たちは、いのちの讃歌とそのいのちを脅かすあらゆる暴力にNOの声を届けるために、その華麗なる巨体で存在感を誇示し、さわがしく、楽しく、これから日本のあちこちに神出鬼没します。

 

背高女 in OKINAWA

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エンパワメント・センター主宰者  森田ゆりの背高女パフォーマンスわたしたち背高女は女性と子どもへの暴力防止のために働く者たちです。わたしたちは沖縄の人々の健康と医療と福祉の仕事に携わる女たちです。わたしたちは米国兵士による沖縄女性・子どもへの性的暴力に、もはやこれ以上我慢がならない女たちです。わたしたちは日本政府が日米安保条約、新ガイドライン、周辺事態法などによって、沖縄の人々に犠牲を強い続けることに、もはやこれ以上我慢がならない女たちです。

わたしたちは背高く歩きまわって、家庭内の暴力にも戦争と軍備という国家レベルの暴力にも NO! の声を上げ続けています。2.5メートルの高みからグローバルに世界を眺め、ローカルに行動する女たちです。

きわめて単純明快なあたりまえの真理と事実をもう一度確認しようではありませんか。軍備は破壊と殺人の暴力のためにあるのであって、平和と安全のためにあるのではありません。軍事基地は破壊と殺人の訓練場であり拠点であって、平和のために存在するのではありません。こんなあたりまえの常識がわからなくなってしまった人々は、世界中の人々を瞬時に何度も殺戮することのできる米国の核軍備開発の止めどない拡張も、また平和のためと考えるのでしょう。各国の首脳たちは、このあたりまえの真理をこそ国際社会の最重要課題としてサミットで話し合ってほしいものです。

背高女が行く沖縄県面積の10.7%が米軍基地のために取られています。日本の米軍施設の74.8%がこの小さな沖縄に集中しています。冷戦が終結し南北朝鮮が和解を始めた今日、米軍が沖縄の人々の暮らしの安心と自由を犠牲に存在し続ける理由はどこにもありません。

10.7%の土地を沖縄の人々の安心な暮らしと経済のために使うビジョン作りを始めましょう。学校の授業で子どもたちと一緒ににその街づくりプランを考えましょう。沖縄の人々の健康と文化のためにこの広大な嘉手納基地跡をどのように使えるのか、どんな施設や広場や自然をつくりたいのか、互いの夢を語りあいましょう。

実現可能なその夢を一歩、二歩、三歩と現実にするためにわたしたち背高女は歩きます。

 

背高女の新聞報道

↓神戸新聞  2000年6月8日
神戸新聞2000年6月8日

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