憲法から人権が消えそうな今こそ、3層のアサーティブネスを

6月末に、地方のある女子私立学校で、300人の中学生と800人の高校生に各2時間の講演をした。久しぶりのユースを対象にした講演依頼だったので、しっかり気を入れて準備した。

セクハラやレイプやDVといった身近な暴力についてロールプレイをして見せた後、人権について考えた。心のレベルからと、憲法から。いつもは憲法を引き合いに出して人権を語ることはしないのだが、日本の民主主義がどうなるかの瀬戸際の選挙直前だったので、現行憲法の人権条項が、自民党憲法改訂案でどのように変えられてしまうのかに触れた。

それからアサーティブな対話の練習。

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アサーティブネスとは自分を主張することではなく、自分の人権を尊重し、相手の人権を尊重するコミュニケーション。世界最年少のノーベル平和賞受賞者のマララさんの写真を見ながら練習した。勇気ある行動をとる人は怖くないのかといったら、そんなことはない。こわがりながら、怖いねと仲間とシェアしながらも、信じることのために行動する、それが勇気。アサーティブであるためには、そんな勇気が必要になる。

先日7月10日に世界中を駆け巡った写真を見てほしい。

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https://www.rt.com/usa/350626-woman-dress-baton-rouge/#.V4O9WIGCMho.facebook

(もっとクリアな写真は、上記フェイスブックのリンクをクリックする。)

ほんとうのアサーティブネスを行使している人の姿はなんと美しいのだろう。

同じ日に、日本は参院選挙。投票率の低さと改憲勢力が議席を増やしたことに暗い気持ちになるが、福島みずほさんが当選したことは嬉しい。福島さんには、同じ日に世界で報道されたこの写真を贈った。重装備の警官隊列の前で凛と背筋を伸ばして対峙する若い黒人女性のまっすぐなエネルギーに押されている男たち。国会内での福島さんの姿だ。

憲法改訂が急速に進められるだろう日本のこれから。私たち一人一人のいのちが尊重される人権を守るために、この女性のような凛としたアサーティブな言動をしていくことが求められる。デモに行く行かないといったレベルの低い話しではなく、日々の日常のコミュニケーションにおいて。自分の大切にしていることへの集中力において。

女子校での1300人の生徒たちへの講演終了後、教員の一人が、10数年前わたしのアサーティブネス研修を受けに大阪まで行き、大きな影響を受けましたと語ってくれた。

対人関係でのアサーティブ。対社会へのアサーティブ。スピリチュアルなアサーティブ。3層のアサーティブを共に深めましょう。

 

アサーティブ・コミュニケーションを自分のものにする研修 2日間

2016年8月20・21日(土・日)  大阪市福島区民会館

アメリカと日本で、25年間毎年実施してきて、2000人以上の受講修了生のいる一番人気の研修。   アサーティブ・コミュニケーション力をつけるには、他者にどう対応するかのスキルを学ぶ以前にまず自分を知ることが不可欠です。1日目は、深く自分を見つめるアクティビティをワークシートで、他者にどう言葉と身体表現で対応するかをグループワーク、ロールプレイで身につけます。 2日目は、希望者が自分の課題で皆の前でロールプレイをし、森田がフィードバックでコーチングをします。多くの修了生が、人生の大きな転換になったと感想を述べています。 http://empowerment-center.net/koza/

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